God doesn't play dice.

雑記。読めば読むほどめまいが加速します。

mjktFantasy(仮) side:Gのside:riki

 

001
今からする話というのは既に語られている物語である。
といってもこの物語の主人公は驚くほど出てこない。
というか出てこない。
なぜなら彼女たちと出会う前日譚なのだから。
しかし、俺を語る上でこの日を外すということは出来ない。
なぜならこの日を堺に変な人達に絡まれたり事件に会いやすくなったように思う。
怪異かよ。

お前が語ると世界線ややこしくなるんだよという意見は一旦横に横に置かせて欲しい。

 

002
家に帰るための近道を歩いていたらスーツを着たお兄さんが顔を真っ青にして何かと対峙していた。
こんな森のなかのスーツに違和感。めったに人通らないんだけどここ。
小脇には大切そうに機械を抱えている。
何者かに脅されているのだろうか?恐喝?
営業の人?もしかして仕事でミスして、こんな森の深くで怒られてんのかな!?
もしかして殺されちゃったりしないよね?
そしたら犯人は俺が崖で説得するから任せてよお兄さん!
野次馬根性に火が付いた俺が取った行動はただ一つだった。


「ちょっと近くで見てみよーっと、、、」


003
草むらの影から見守ることにした。
近くで見て分かったことがある。

えっ?上司めっちゃミノタウロスそっくりじゃん。
まぁこの世界だからそういうこともあるよね。お兄さんも大変だね。

そ ん な わ け ね ぇ か

あれじゃないの?自殺志願者なのかもしれないな!
あんまりミノタウロス刺激して自分が死にたいタイミングで死ねなかったら元も子もないよね。
ノー刺激。俺は何もしない。これがベストな選択だとワイ思うねんやんか~。
でも、ここってこの前の一斉討伐のあと結界張られてるからモンスター的なのでないはずなんだけど。
全てに違和感を感じていたまさにその時だ。

謎のお兄さん「死にたくないぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

ええぇェェェェェェェェェ!!!!
死にたいわけじゃなかったの!?
なんだよ!普通にビビッてただけかよ!
森をスーツで歩くとか油断しすぎでしょ!

しかしこの距離じゃ絶対間に合わねぇ!
どっちにしろ何もしなきゃ死んじまうんだから当たったら勘弁な!
ミノタウロスに向けて持っていた短剣をぶん投げてみた。
ダーツは20狙うと必ず1に刺さるほどセンスゼロだが今日はブルに当たると信じて投げてみた。

見事にヒットした。
奇跡を1消費した気がした。


あまりの恐怖に謎のお兄さんは硬直したまま気絶していた。

その間にミノタウロスの息の根を止め、
剥ぎ取りチャンス!
してたらお兄さん目がさめたみたいだな。

謎のお兄さん「えっ?ミノタウロスは?」

俺「コイツのこと?」
胴体はそこそこ無残な状態だったので比較的綺麗だった首を掲げてみせた。
謎のお兄さんはとてつもない勢いでゲロ吐いた。
俺ももらいそうだった。吐瀉物に弱いんだ僕は。


落ち着いたみたいなので事情を聞いてみる。
俺「危ないとこだったね。ゲロ出ちゃったけど。」

謎のお兄さん「いやーもう助かりました!」

俺「あと一歩遅かったらミンチだったね!」
震えてるよ。真に受けられちゃったよ。

謎のお兄さん「もうホントに何てお礼をすれば・・・ところでお名前は?」

まぁ名乗る程でもないんですけどね。名乗るけど。
俺「あぁ僕は、おっと兜被ったままじゃ失礼だね。よいしょっと」

俺「初めまして。僕の名前はriki。近くの村に住んでる守護戦士さ。」
決まったァァァァ!!!
初登場にしてはなかなかの活躍だと思わない?
Side:rikiより戦士してない?
俺こっちの世界観の方がカッコいいと思わない?

謎のお兄さん「・・・か」

俺「か?」
なるほどね。カッコイイの「か」ね。
俺でも決めたなぁ!なんて思ったもの。
思わず聞き返しちゃった。恥ずかしい!

謎のお兄さん「課長!!!!!!」(´;ω;`)ブワッ

俺「なんでだよ!!!!」

004
吾郎と名乗った謎のお兄さんは記憶を失っているのか、自分がなぜここにいるのか分からないらしい。
「気がついたらこの世界にいたんだよなぁ」と言っていた。
この世界っていうかあんたが佇んてたのただの森じゃん。
なに異次元から飛んできたの?
いくらファンタジーでも二次元の壁は超えれないよ。
嫁は画面から出てこないよ?

俺「自分が何者かはわかるのに、家がわからないんですか!?」

吾郎「いや、分かるんだけどここに家はないっていうか居場所もないっていうか」
どういうことだ。何を言ってるんだこの人は
仕事でミスってハブられたってことかな!?
可哀想だなぁ。飲みに連れて行ってあげようかな。


俺「近くまでなら危ないから送って行きますけど」

吾郎「いや近くもないのよね。むしろ遠いね。超遠い。」
じゃあどうするつもりなんだよ。
本当に大丈夫なのかな。心配になってきた。

俺「今持ってるのってその機械みたいなやつだけですか?」

吾郎「ああ端末とパソコンだけだね。ただこれがないと元の世界帰れないし俺死んじゃう。」
なんだ端末とパソコンって。
あの小さい端末とノートみたいな機械のことか。
あれないと死ぬってアレ生命維持装置か何かってことなのかしら。

うーん。ちょっと気になるなこの人。敵ではなさそうなんだよな。
ただ怪しい。
でも俺は彼の命の恩人だ。
いざというときはその弱みを使っていこう。

俺「吾郎さん、行く場所無いならウチに来ますか?」

吾郎「えっ?マジ!?いいの!?」

俺「困ってる人を見捨てるほど僕も腐ってないんで」

吾郎「ありがとう!恩に着るよ!家あっちの村だったよね?」

俺「えっ?あっ、そうですけど」
なぜ彼が俺の家を知っていたのか。
その真相は後に明らかになるのかならないのか。

俺「すいません。提案しといてアレなんですけど、泊めるとしたら俺だけの判断で決められないんすよね」

吾郎「そっか。一人暮らしじゃないのか。ご家族とか?」

俺「いや、女の子です。」

吾郎「ハァ!?」

俺「命の恩人によくそんな口が聞けるな!」

吾郎「ごめんね。脊髄反射。」

俺「まぁいいや。幼なじみと一緒に住んでるんで、彼女に聞いてみないと」

吾郎「ハァ!?」

俺「だからなんでだよ!」

吾郎「幼なじみと同棲してるだぁ?夢のある設定だな!!」

俺「吾郎さんが思ってるような関係じゃないから!」

吾郎「みんなそう言うんだよな~」

俺「だから極力言いたくねぇんだよ!」
そう男女の幼なじみという関係のせいで、
というか男女が一緒に住んでたらそういう目で見られてもおかしくない。
だって俺だってそういう目で見てしまう。
それを弁解すんのが面倒くさいし、弁解したところで絶対信じてはもらえないだろうという考えだ。
なのでこのことを少なくとも俺は、親しい友人達以外には言わないようにしているのだ。

俺「とりあえず行きますか。」

吾郎「ありがとう。」

こうして吾郎さんの居候生活がスタートしたのだった。


005
吾郎「riki氏ー俺先に寝ますん」

俺「はーいーおやすみ」

居候二日目。条件が整えば帰れるらしい。
その状況を模索するために日々パソコンに向き合ってるらしい。

数「ただいまー」

俺「あれ予定よりはやいね?」

数「思ったより簡単な以来だったからパパーッと終わらせてきちゃった」

俺「そっかー、まぁ今回は少し距離があったから疲れてるんでしょ?先にお風呂に入ってきな」

数「えぇー、お風呂より先にアレ、シテほしいんだけど」

俺「えぇ・・・今から・・・?えぇ・・・」
いや時間もそうだし、お風呂入ってからでいいでしょ。

数「ねーぇー、いーいーでーしょー」
だからシャワー浴びてこいよ。
とりあえず、やらない方向に持って行って、風呂入ってもらおう。
そうしよう。

俺「だってお前声うるさいじゃん」
事実だけど脈略に関係ないことを言ってみたぞ!
どうだダメージ受けたか!?

数「だってしょうがないじゃん気持ちいいんだから」
クソッ!褒められたじゃないか!
ホメられてノビることに定評がある俺をよく分かってらっしゃる!
やっぱり強いなコイツ!

俺「いやいやいや、明日な?な?」
とりあえず明日に持ち込ませて黙らせようという作戦だ!
空気読め!

数「やーだー!こっちだって溜まってんだよー!!!」
何が?性欲が?
ダメだ!本当に疲れてやがる!
風呂も入りたくなーい。明日でいいや-的な感じのやつだ!
何言っても無駄なやつだ!

俺「わかった、わかったから静かに。お客さん来てんのよ」

数「そういえば知らない靴があったね」

俺「そのお客さんもう寝てるから静かにね?ね?」

数「はーい、じゃあ先に部屋行ってるねー」

今やりとりはいつも通りに我が家なのだが、
吾郎さん騒々しくて起きなかっただろうか。
起こしてたら悪かったなぁと思いつつ、俺は彼女をマッサージすることにした。


本人の名誉の為にどんな感じの事を言っていたかは伏せておくが
うん。やっぱり声デケェな。
ギリ喘ぎ声に聞こえなくもない声出すな。
だからいろんな人に勘違いされんだろうが。

その時ドアがすごい勢いで開いた
吾郎「うるせええええええあああああああああああ!!!!!!!!!」

俺「ほああああああああああああああああああああああ!!!」
数「へぁっ!?」


006
翌日、2人を対面させ無事和解。
吾郎さんをしばらく家に住まわせることになった。

吾郎「よろしくお願いします」

数「よろしくー」


数「ところで吾郎さんが持ってるあの機械なに?」

吾郎「パソコンと端末?」

数「ちょうだい?」

吾郎「いやいや!無理無理!アレあれば世界変えられるから!」

数「一宿一飯の恩義は?」

俺「田舎に泊まろう!かよ!一泊だけなの!?明日追い出すの!?」

吾郎「ちょっとアレは無理だな。アレないと帰れないからね」

数「え~ケチ!」

吾郎「あっ、そうだコッチだったらあげる。どうせ圏外で使えないし。」

数「なにこれ?」

吾郎「iPhone

数「iPhone?」

吾郎「まぁ電話使えないからiだね。i。」

数「これで何が出来るの?」

吾郎「カメラとか動画撮ったり、電卓とかゲームとかいろいろ。」

数「ヤベェなにそれ。ヤベェ。いいの?マジで?いいの?」

吾郎「いいよ。もう買い換える予定だったし」

数「やったー!」

こうして数はiPhoneを手に入れた。
実にごきげんである。


007
吾郎「オラァ!(CV:小野大輔)」
食事中に急に叫びだした。
なんだこの人やっぱり怖い。

俺「食事中は静かにしましょうね」
なんかCV小野Dだったし、あんまりツッコむのも悪いかなと思って落ち着いちゃったじゃん。
あと俺のCV誰になったのか教えて。

数「ていうかどうしたの急に」

吾郎「なんか謎の電波を受信して」
どういうことなの?宇宙人なのお前!?


008
市場を目指す。我々一行。
しかし吾郎さんはいつもどおり考え事をしている。轢かれるぞ。
吾郎「今ココに存在している俺はプログラムなのか・・・」
なんかわからないけど人だと思うよ。
生きてるじゃん。

吾郎「それとも生きた人間なのだろうか」
いや、だから人だって。

吾郎「でもrikiも数ちゃんもこの世界に生きる人間(キャラ)」
だからお前泊めてやってるの幽霊じゃないから。

吾郎「そもそも生きるという自称の定義が」

数「またブツブツいってる」

俺「そっとしといてあげよう」

吾郎「ステイステイ、置いて行くな~」
聞いてたんかい!


数「今日は吾郎さんがウチにきて一週間になるんでお祝いしましょう!」

俺「なんでだよ!」

吾郎「まだ一週間なんだけど」

吾郎「いや祝ってくれるのは嬉しいし宴会も好きだけど。一週間ってアレじゃない?早すぎないか?」
俺「早杉内科?どこの内科だ?」

数「いいじゃん!みんなでワイワイやるの楽しいじゃん!今日から3日間依頼も入ってないし!」
俺「それもそうだな!よーしやるぞー!」
手のひらクルーである。

「「おーっ!」」

吾郎「テンション高いな-」


数「吾郎さん嫌いな食べ物とかありますー?」

吾郎「野菜全般」

俺「子供か!」


009
吾郎「っていうか、今日何日だったっけ?」
数「えーっと確かー・・・」

数「26日」
と同時に、眩い光と共に爆音が鳴り響く
あたりを見回すと遠い空に巨大なキノコ雲が出来ていた

吾郎「・・・riki氏少しの間よろしく!」
俺「えっ、あ、あぁ」
何をよろしくされたんだろ。

吾郎「スター・プラチナ!」

3Dマップが出現した。
やっぱアンタこの世界の人間だって。

吾郎「出来た!」
俺「うわ、スゲェ」
数「あたしにも見せてッ」


マップが一つの地域をさしていた。
それを見た吾郎さんは苦虫を噛み潰したかのような表情でこういった
吾郎「今日は....とある魔道士の故郷が襲われる日だ」


俺「だとしたら襲われてるっていうレ2ベルじゃないんだけど」
数「どういうことなの?」


どういうことなのかはSide:Gで!