妄想1stAlbum 「耳かきだと思ったら竹串」発表記念インタビュー後編<序TRACK1-3>

インタビュー前編はこちら
 
妄想1stAlbum「耳かきだと思ったら竹串」発表記念インタビューの後編は
収録曲全10曲についてのロングインタビューを敢行した。
 
あまりの熱量によりインタビュー記事が後編のみで一万字を軽くに超えスクロールが煩わしいので本日朝昼夜と3分割でお届けする。
 
重ねて忠告するがこの記事及びインタビューはすべて妄想であり、
フィクションである。 
 

 

ー収録曲削ったんですよね?
最初12曲にする予定だったんですが、
ナチュラル三部作は別の機会にじっくり発表する機会を持ちたいなと思ったりとか。
よくよく考えたらそんなコレについて書けねぇやとか出てきて。
大体10曲ありゃいいだろってことで。
今回は10曲です。
 
ーアルバムのコンセプトを教えて下さい
「メッセージ性フルスロットル」ですかね。
 
.ーメッセージ性あります?
そうですよ!普段言えないようなこと。言ったら敬遠されるかもしれないことを、
敢えて歌に乗せることによって遠回しに伝えられるじゃないですか。
自分が言いたいことをそのまま曲にしてるので
もはやメッセージ性しかないですよね。
 
 

妄想1stAlbum 「耳かきだと思ったら竹串」収録曲完全解説インタビュー

 

1.Going my way

自分の道を突き進む男の歌がテーマのこの曲。
「強引にGoing」というフレーズを言いたいだけと言っていたが果たしてこのフレーズの真相とは。
 
ーざっくり言うと、強引な男の曲なんですよね?
そうですね。
僕の中で強引な男はこうだろうなっていうイメージだけで書きました。
僕は強引じゃないんで。女々しいんで。
 
ーこの曲からすべてが始まったわけですが、キッカケは?
女の子に対してちょっと強引というか、見境なく女の子をくどいてる人が身近にいることが分かって、僕がそのエピソード聞いてドン引きしたところからですね。
まぁ僕が引いたところでその人はその道を突っ走るだけですし、
女の子からわーわー言われても動じないその姿勢が凄いなって。
 
―強引な男がモテるとは限らないですけどね。
そうなんですよね。
それで強引な男がモテるのかーって話になって、
「人による、お前がやったらガッカリする」って言われて。
その言葉に一番ガッカリしたのは僕なんですけど。
確かに僕に「キスさせてよ」なんて言われたら鳥肌ものですよね。ホラーですよね。
だから僕みたいなのが強引に女の子誘ったりしたら警察呼ばれないにしても、距離置かれるんだろうなって。
 
ーじゃあどうやって女性にアプローチすれば正解なんですかね?
そうなんですよ!じゃあどうすればいいんだよ!教えてくれよ!!って
まぁ強引な男に憧れは無いんですけど、
いろんな女の子と絡んでるという点では、僕よりは人生楽しいだろうなって思います。
僕は女の子にツイートをファボされるだけで幸せです。
 
―小さい幸せですね。
まぁどっちが幸せかは人の尺度で違うと思いますけどね。
小さいことを幸せと感じれるのでまだ大丈夫なのかもしれませんね。
尺度って人それぞれで、僕を真面目と評価する人もいればクズと評する人もいますからね。
いろんな方向から測って欲しいものですけどね。
難しいところです。
 
―この曲には先述のモデルさんがいるんですよね?
モデルになってる人のことそんなによく知らないんですよ。
女性遊びしといてモテないアピールは僕に喧嘩売ってんのかなって思いましたけど。
そう接点ないからこの曲世に出てもバレないと思いますね。
バレるかもしれませんけど。
 
ーこの曲は盛り上がる為にサービスポイントが有るんですよね?
もう聞いた方はお気づきだと思うんですけど、
曲中唐突に「ジャパーン」って言うとこありますけどアレは強引に郷をgoしました。
全く事務所のGOサインが出なかったのが不思議でしたね。
 
ー全く不思議じゃないでしょう!?
おもしろもの作らせろって言ってんだからGOサイン出ると思ってコッチも作るでしょ(笑)
盗作とか今の時代厳しいですからね。
盗んでないです。オマージュです。
 

2.匠の技

毎日する必要がないと言われてもしちゃうあの魔力魅力。
高級耳かき匠の技をおすすめし続けるまさにロックな曲。
耳かきに対する愛が爆発する。
 
ーこんなにストレートなタイトルということは耳かきがお好きなんですよね?
もちろん。
暇さえあれば耳かきするほど耳かき好きなんですよ。
いろんな綿棒も試してみたり。あの粘着する黒い奴とてもいいですよね。
 
ーでも、耳かきってする全く必要ないらしいですよ?
そうなんですよね。
耳かきって全くしなくても問題ないよってお医者さんも言われてるんですよね。
僕し過ぎて耳真っ赤になって耳鼻科にかかったことが有ります。
「一ヶ月ぐらい耳かきしなくて大丈夫だからね。すんなよ!」って言われましたね。
一週間が限界でしたけど。
 
ー耳かき中毒ですね
コレ分かる人はわかると思うんですけどねぇ。
なかなか理解者がいなくてですね。
しなくてもいいことをしてるわけでしょう?快楽のために。
あのごっそりイッちゃった時の快感のために。
そうなってくるともはや耳かきとTENGAは変わらないなって。
気持ちよさを追求していくわけじゃないですか。
だから耳かきは自慰行為と一緒ですよね。
極論ですけど。
 
ー極論ですね。
まぁ極論なんですけど、
人生で憧れるシチュエーションのベスト3に膝枕で耳かきが入ってくると僕は思うんです。
人の耳かきするのなんか考えられない!って言う人もいるみたいなんですけど、やっぱ夢というか。
 
膝枕で耳かき。
うーんExcellent。
焼酎ロックで一杯行けそうな。
そんな感じですよね。
 
―まぁ憧れではありますよね。難易度高そうですけど。
個人的には一緒にホテル行くよりレベルの高いお願いじゃないかなって思うんで。
酔った勢いでホテル行けても耳かきはお願いできませんからね。
酔った勢いで行ったことないですけど。
連れ込む方法があるなら教えて欲しいですけどね。
 
ーちょっと熱がこもり過ぎですね(笑)みんなが共感できるようなエピソードはないんですか?
旅行から帰ってきた時の楽しみに耳かきってないですか?
しばらく触らなかった耳が覚醒してるじゃないですか。
もう大チャンスというか神チャンスですよね。
発掘してやるぞと。
俺の耳がドッドッドリランド状態ですよ。
こんなチャンス滅多にないんだから。って。
 
―そんな耳かきにかなりこだわりがあるとか?
タイトルになってますけど、
愛用してる耳かきが、グリーンベルさんの「匠の技」っていう耳かきなんですけど。
もう一回コレを使ってしまうと元鞘に戻れない。
あれでしょうね。
女子が元カレのチンコの方が良かったっていうアレと一緒でしょうね!
極細と太めの奴があって、
極細はコスモスで手に入って、太めのやつはドンキに売ってあります。
本当にたったの500円で世界が変わるんですよね。
100円の耳かきとかお土産屋さんの奴。
アレはもう耳かきとは呼べないですもん。
 
これPerfumeのあ~ちゃんも絶賛してるので間違いないです。
僕のほうが使ってるの早かったですよ!
 
ただ耳かきって何故かここぞって時に無くしちゃうんですよね。
そんな哀愁も込めた曲となっております。
 
 

3.GREEN On the dish.

皿の上に乗っているのは抹茶アイスなのかわさびなのか、食べるべきか食べないかで苦悩する男の曲。
 
ー普通間違えないと思うんですけど?
そうですね。間違いようがないですよね。
空気を読まないといけない瞬間っていっぱいあると思うんです。
質問なんですけど、人生で「抹茶アイス取ってきてあげたよ」って言われてお皿にわさびが載ってたことあります?
 
ーないです。
ですよね?僕はあります。
嘆かわしい話ですが。
そのまま「これわさびやないかい!」と言ってもいいんでしょうが
まぁ、そういうわけにはいかないんですよね。僕的には。
そこで空気を読めるか読めないか。
と言うより乗るか乗らないかというところだと思います。
 
ーなるほど。そういった状況は割とあるかもしれないですね。
そうなんですよ。
具体例の一つを上げただけにすぎないんですね。
出来ればノッたほうがいいんだけどメリットないしなみたいな。
この場合「あれれ〜おかしいなこの抹茶アイス溶けないけどなー」
という疑問は横に置いておかなければならないわけです。
 
ーその疑問を突破した時に新たな世界が開かれると
この皿に乗っている緑色の物体ははたしてなんなのか。
このせめぎ合いですよね。
まぁ溶けてないのでわさびでしょうけど。
ただ僕は”もしかしたら”という可能性に賭けたい。
いや、どうみてもわさびなんですけど。
量は少ないし一口でいけるから最悪ダメージは少ないと。
いや、どう考えてもこの量のわさびは痛いんですけど。
 
こんな風に人生においてどうでもいいんだけど、
多分どっちを選んでも不正解みたいな選択肢たくさんあるじゃないですか。
僕は普通にわさび食べちゃってリアクションの選択肢とるんですけど。
 
ー普通にわさび食べれるんですか?
それが他の人からしたら普通じゃないんですよね。
状況によりますけど、
大抵は「これ食ったらオレは笑ってあげるよ」ってことだと思うんです。
笑わなかったらもう信用できませんもんね。
すぐに心を閉ざすと思います。
無茶させてるぶんどこかでフォローしてもらわないと。
面白くなるんだろうなと思ったら余裕で食えますね。
次の日のことはあんまり考えません。
頭もお腹も痛くなるんで。
 
―この曲の裏話なんかありますか?
最初に発表した、タイトルの文法が間違っててこっそり直しました。
これでもあってる自信ないですけど。